独立型(オフグリッド)太陽光発電とは
太陽光発電においてオフグリッド(オフグリッドソーラー)とは、送電系統(電線を伝って電力会社から家などに送られる電力網)と繋がっていない電力システムのことです。

システム概要
独立型太陽光発電の基本的なシステム構成は、太陽電池モジュールで発電された直流電力を
バッテリーへ蓄電し、利用形態に応じてDC/ACインバーターにより交流100V変換し家庭用機器で使用します。

・太陽光パネル
太陽光を受け直流電力を発生させます。太陽光パネルは太陽が直角に当たる時が一番発電しますので、
南向き、角度30度に設置すると年間を通じ安定的に発電することができます。
・充電コントローラ
太陽光パネルで発電した電気を、バッテリーへ適正に充電するための制御をします。
バッテリーの過充電、過放電や太陽光パネルへの電力逆流を防止します。
・ディープサイクルバッテリー(蓄電池)
直流電力を蓄電します。日々充電と放電が繰り返されるため、蓄電量が多く出し入れできる
ディープサイクル型を使用します。バッテリーの種類によっては、充電電圧が合わず満充電に
ならないものもありますので、システムや充電コントローラの組み合わせには注意が必要です。
・DC/ACインバータ
直流電力を交流100v電力へ変換します。使用する機器の消費電力や起動電力に応じ
機種や出力を選択します。
・直流機器
太陽光パネル及びバッテリーからの直流電力で稼働します。
12v又は24vで稼働する照明やテレビなど、交流変換によるロスが発生せず
有効に電力が利用できます。


設置使用例
・ソーラー街灯非常用電源も兼ね備えたソーラー街灯システム。
・小屋の電源に
電気が引けない作業小屋等に設置。100vで利用する照明や工具の充電、ラジオの電源などに利用できます
・農作業の休憩小屋電源に
冷蔵庫・ラジオや照明に利用。ちょっとした電源が欲しい場所で活用できます。
・電力不足の停電対策に
計画停電並びに電力不足による停電対策に導入。
・商業施設向け非常用蓄電システム
帰宅困難者対策等で、商業施設などにおける非常用電源システムとして
お問い合わせ先
住宅省エネルギー化事業部
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